【オリンピックスカルプチャーパーク】なぼくとマミー/Olympic Sculpture Park in Seattle

犬と遊ぶ

こんにちは!ピエールと飼い主です。

本日はシアトルのダウンタウンから歩いて10分くらいのところにある、オリンピックスカルプチャーパークという公園をご紹介したいと思います。愛犬ピエールさんのお気に入りのスポットのひとつです🐶

では、let’s go!

オリンピックスカルプチャーパークって何?

テッテケテー

オリンピックスカルプチャーパークは有名芸術家が手がけた彫刻も多い、ステキな野外の彫刻美術館。シアトルの中心地、ダウンタウンの北側”ベルタウン”から海側へ向かうと広々としたエリアに突き当たります。そこが”Olympic Sculpture Park”🌲営業時間は毎日、日の出の30分前から日没の30分後まで。入場は無料です。

こちらの公園は2007年1月20日に華々しく開園しました。歴史的にはこの場所は1910年に石油会社が輸送するために使っていたそうです。そして1975年にオペレーションを中止して、その後10年かけて土壌を改善しました。1999年、最終的にシアトル美術館が買い取りした!という経緯があります。

2007年3月には、都市デザイン界のアカデミー賞と言われている”Veronica Rudge Green Prize in Urban Design”を受賞しています。素晴らしいですね⭐️

公園内にはなんと21点もの作品が設置されています。インフォメーションデスクにある無料のパンフレットにはひとつひとつの作品の説明もあり、そちらを見ながらゆっくりじっくり彫刻を楽しむこともできます。※建物内の綺麗なトイレも共有してくださっているのが、ありがたい!水飲み場もあるので、そこでお水をいただいてワンちゃんにあげることもできます。

彫刻をいくつかご紹介

Bunyon’s Chess, 1965

遊具みたいだど、遊んじゃダメだよ〜🐶

Mark di Suvero氏の作品。十字模様に交差する鉄鋼でできているこの作品は、屋外用に特別に作られたそう。空間に広い筆書きで〜などの説明がありますが、芸術に疎い&英語が苦手な私にはお手上げでございます。詳しくはスカルプチャーパークのウェブサイトにありますので、英語な得意な方、うまい訳を教えてください。

The Eagle, 1971

この作品がいちばん印象的です

アメリカの彫刻家、Calder Alexander氏の作品。この方は芸術の勉強をする前、機械工学のを学んでいたそうです。

そんな作者が作ったこのThe Eagle は抽象的な作品で、彼の独特なセンス;現実主義な部分と詩的技法の融合、をさらけ出しています。建築学的建造とスケール、羽の曲線や主張を持つ構え、そして無重力の中にあるとがったクチバシ!(なんだそれ!)辞書を使いつつ訳してみましたが、完全に文脈を失って自分でも何を書いているのかわかりません。それが芸術なのか!?

ピエール
ピエール

マミー、なに言ってるかわからないよ?

ちのたん
ちのたん

まぁ、いいじゃなか。はい、次〜!

Wandering Rocks, 1967-74

Tony Smith氏による作品;Wandering Rocks。建築家として新たな一歩を踏み出したSmith氏は、分子と結晶性形状、そして原型的な象徴の信念に強制的にインスピレーションを受けてこの作品を生みだした。この5つの構成で作られた彫刻は、日本の京都にある龍安寺の禅園(石庭のことかな?)に敬意を表しているそう。知らなかったよスミスさん、ありがとう。

ピエール
ピエール

よかったら動くぼくも見てね!

Eye Benches I, II, and III, 1996-97

なんだか鬼太郎が座ってそうだな〜

Louise Bourgeois氏の作品。可愛い目の形のベンチです。1組2席で3セット置かれています。後ろはこんな感じで、座ることができます。実用的な芸術品、大好きです。

ツルツルで座ると気持ちがいいよ〜

Father and Son, 2005

Sonばっかりで全然Fatherが出てこないなぁ
Fatherまだ出てこないなぁ
Fatherはシャイなのかな

先ほどのお目目のベンチの近くにある噴水もLouise Bourgeois氏の作品です。水の勢いがよく、近くにいるだけで清々しい気持ちになりました。お父さん側と息子側の噴水の高さが、交互に高くなったり低くなったりするそうです。

噴水が交互に上がることにより、ふたりは別れさせられてしまいます。ふたりは両手を広げこの分裂をなんとかしようと努力しますが、それは不可能で辛辣で心が痛む状況です。って、えー本当?私の理解あってますか?そんな悲しい噴水なのかい?全然ハッピーじゃないないか(絶対私が間違っている)。何か違う見解があったら教えてください。こんなのイヤだー

Echo, 2011

Jaume Plensa氏の作品。これはバルセロナにあるJaume氏のスタジオの横にあるレストラン、そこのオーナーの娘(9歳)がモデルになっているそうです。その子もまさかこんなにおっきな自分の顔の彫刻が出来るなんて、さぞかしびっくりしたことでしょう(私の個人的な感想)。この彫刻のタイトル”Echo”はギリシャ神話の山の精霊の名前からきているそうです。彼女は目を閉じて、オリンパス山に向かってPuget Soundの方へおだやかな顔を向けています。

”Echo”が見ている景色だよ
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Love & Loss, 2005-6

この”&”はくるくる回ってまーす

Roy McMakin氏の作品。”&”のポールは回っています。夜は電気で光ります。下にはベンチもあり、それも含めての作品。隣にある木は”V”の形でLOVEを意味しているそうです。それは開花したり葉が散ったり、栄えたり衰退したり。。。自然と人間の人生は似てますね〜。みたいな感じでしょうか?

ポケットビーチ

公園の中に、小さくて可愛いビーチもあります。ここはなんだか雰囲気が良くて、ずっとぼーっとしていられる素晴らしいスポット!

実は、スカルプチャーパークの中でいちばん好きなのがこの場所です。コーヒー片手に、ぼんやり物思いにふけってみるのも良いですね。

さいごに

Olympic Sculpture Parkはいかがでしたでしょうか?私たちにとって、とっても身近なお散歩コースのひとつです。いつ行っても、本当に静かでのどかな雰囲気に癒されます。普段はなんとなく素通りしているような彫刻たちも、作られた意味や背景などを知るとまた違った視点で見るようになりますね。数ある彫刻の中でも”The Eagle”がとても印象的ですが、この作品を見るといつも子供の頃に見た箱根彫刻の森美術館のCMの曲が頭を流れます。本当にどうでも良い話ですね。シアトルにいらっしゃる機会があったら&お時間に余裕があったら、ぜひ足を運んでみてくださ^^

ご閲覧ありがとうございました。

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