【アメリカの犬事情】シアトルの場合

犬との暮らし

こんにちは。ピエールの飼い主です。今日はシアトルでの犬事情をシェアしていきたいと思います。

犬を飼いたいときはどうするの?

もしワンちゃんや猫ちゃんを飼いたいときは、動物愛護団体から里子としてお迎えするか、ブリーダーさんから購入するという形が主な方法です。

特に動物保護団体(アニマルシェルター)から里子としてお迎えすることが多いように思います。私も今の愛犬をお迎えするにあたって、何度か動物愛護団体の運営する施設へ見学に行ったことがあります。逆に言うと、シアトルでペットショップのような店頭で犬や猫を販売するお店を見たことがありません。

結局当時ペットロスを患っていた私は、先代と同じ犬種のフレンチブルドッグをブリーダーさんからお迎えすることにしました。

ちなみに、ワシントン州のほとんどの動物保護団体は殺処分をしません。そう、NO-Kill シェルターなんです。素晴らしいと思いませんか?しかも!他の州で殺処分される予定だった犬や猫を受け入れて、里親を見つけているんです。ワンちゃんや猫ちゃんはみんな飛行機に乗ってやってきます。この前お会いした動物保護団体のボランティアの方のお話によると、先日もカリフォルニアからワンちゃん達を受け入れたそうです。

子犬をお迎えしたら

ワシントン州が推奨している予防接種などのながれ

生後8週目

■DHPP予防接種(ジステンパー、アデノウイルス/ヘパタイティス、パルボウイルス、パラインフルエンザの混合接種)

■駆虫(お腹の虫取り)

■ノミ予防

■便検査

生後12週目

■DHPP予防接種(ジステンパー、アデノウイルス/ヘパタイティス、パルボウイルス、パラインフルエンザの混合接種)

■ボルデテラワクチン

■レプトスピラ予防接種

■駆虫(お腹の虫取り)

■ノミ予防

■便検査

生後16週目

■DHPP予防接種(ジステンパー、アデノウイルス/ヘパタイティス、パルボウイルス、パラインフルエンザの混合接種)

■レプトスピラ予防接種

■狂犬病予防接種

■駆虫(お腹の虫取り)

■ノミ予防

生後6ヶ月目

■避妊/去勢

■マイクロチップ

生後1年目

■DHPP予防接種(ジステンパー、アデノウイルス/ヘパタイティス、パルボウイルス、パラインフルエンザの混合接種)

■ボルデテラワクチン

■狂犬病予防接種

■レプトスピラ予防接種

■駆虫(お腹の虫取り)

■ノミ予防

■便検査

ワシントン州の法律で義務付けられているもの

■全ての犬と猫に狂犬病のワクチンは法律で義務付けられています。

法律ではないけど強く推奨されているもの

■DHPP予防接種(ジステンパー、アデノウイルス/ヘパタイティス、パルボウイルス、パラインフルエンザの混合接種)

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それぞれの生活に基づいて推奨されているもの

■ボルデテラワクチン(ケンネルコフ予防、多くのペットホテルやデイケア施設で必須となっています)

■ケイナインインフルエンザ予防接種(人間のインフルエンザ予防接種のようなもの。ドッグパークやペットホテル、グルーミングへ行くワンちゃん向け)

■レプトスピラ予防接種(キャンプやハイキング、外のお水を飲む、もしくはアライグマがたくさん住んでいるところの近くに住むワンちゃん向け)

犬の登録費用

■避妊/去勢をしている場合(証明書が必要) 1年 $37(約4000円)

■避妊/去勢をしている場合(証明書が必要) 2年 $74(約8000円)

■避妊/去勢をしていない場合       1年 $105(約11500円)

■避妊/去勢をしている場合 2年 $210(約23000円)

※シニアディスカントやサービスアニマルへの割引もあります

シアトルと犬

私はシアトルのダウンタウンエリアに住んでいますので、この周辺のことについてお伝えしたいと思います。

まず、このエリアはとってもドッグフレンドリーな場所です。街のいたるところにワンちゃんのウンチ袋とゴミ箱がセットになっているスタンドが設置されてます。歩道にある緑のエリア(草木や花が植えてあるところ)は、ワンちゃんダメ!ってなっていてもその横に小石が敷いてあるスペースを作ってくれていて、そこにワンちゃんがトイレできるようにもなっています。優しいなぁ。

そしてとても栄えたビジネス街にも関わらず、ぱっと思いつくだけでも歩いて行ける距離にドッグバークが4箇所あったり、木々の多い茂る公園もあります。

アマゾンの本社があるのですが、社員さんは自分の飼っている犬を職場に連れて行っており、一般の人も使えるアマゾンドッグランもあります。なのでお散歩に行くと、本当にたくさんのワンちゃんを見かけます。ちなみにグーグルの社員さんもワンちゃんを会社に連れて行けるようですが、アマゾンよりもルールが少し厳しいそうです(社員さんのぼやき)。

もうひとつ、とっても独特だなぁと感じることがあります。それはドッグウォーカーさんの多さ!ドッグウォーカーとは飼い主さんの代わりにお散歩を代行してくれる人たち。本当に多い。それをメインの職業としている方たちもいます。私と同じコンドミニアムに住んでいる、クリームカラーのフレブル”モンスターくん”とよく外で会うのですが、いつも違う人がお散歩してますw。飼い主さんがお散歩しているのは数回しかお見かけしたことがありません。私もそのアルバイトしようかな。

犬と行けるレストランやカフェ

ワンちゃんOKのレストランやカフェもたくさんあるのですが、日本のドッグカフェのようにワンちゃんにフォーカスしているところは見たことがありません。普通のレストランで「外のテーブル席だったらOK!」とかが多い気がします。あいにく、愛犬ピエールさんはまだ子犬なのでそんなに長く落ち着いていられないので、まだあまり行ったことがありません。

余談ですが、飼い主さんによってはグイグイどこでも愛犬を連れて行っちゃう人たちもいます。結構頻繁に見ます。お店のドアに”NO PETS”って書いてあってもお構いなしです。サービスアニマルなのかな?ちょっと違いそうだけどな?と思いますが、私は動物が好きなので微笑ましい気持ちで見ています。

さいごに

シアトルというところは、犬を飼うのにとっても過ごしやすい土地だと思います。うんちスタンドをあちこちに設置してくれたり、ドッグパークがたくさんあったり公園やハイキングするところも多いです。

全体的に愛犬家が多いのか、ペットのお散歩代行を雇ったり、職場に連れて行ったりしているのが目立ちます。家に長く1人でお留守番させるのが嫌なのでしょうね!

そして犬を連れて歩いていると、たくさんの人が声をかけてくれるので楽しい気分になります。子供から若者、お年寄りもみんなとってもフレンドリーです。そういうのって良いですよね♪

ご閲覧ありがとうございました!


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